ソフトバンク取締役 笠井和彦 死去

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福岡ソフトバンクホークス社長、ソフトバンク取締役の笠井和彦さんが２１日、肺カルチノイドで死去、７６歳だった。葬儀は近親者で営む事となっている。喪主は妻直子さん。後日、「お別れの会」を開く。

　富士銀行（現みずほ銀行）副頭取、安田信託銀行（現みずほ信託銀行）会長などを歴任。孫正義ソフトバンク社長の誘いを受け、２０００年から同社取締役。０５年から福岡ソフトバンクホークス社長兼オーナー代行を務めていた。

　ソフトバンクの孫正義社長は「誠実かつ公平無私、人情味あふれる人柄で、笠井さんを慕う幹部や社員も数多かった。どれだけ多くのものを譲り受けたか計り知れません」とコメントした。

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